令和6年元田永孚先生顕彰祭
1月21日に熊本県護国神社英霊顕彰会館にて令和6年元田永孚先生顕彰祭「東野祭」を斎行致しました。
今年は若手議員が多く参列してくださり、善政を行うには郷土の先人から学ばなければならないという意志を感じました。
若手議員の参列は事前に分かっておりましたので、同じく熊本出身の政治家である石坂繁元熊本市長の話をしました。
石坂元市長は「一心に教育勅語の御精神を奉體してこれを実行すること」を教育の基本方針とした合志義塾という私塾で学ばれ、そこで合志義塾の三先達として和気清麻呂公、二宮尊徳翁、そして元田永孚先生の人格や業績を学ばれたそうです。
その後衆議院議員、熊本市長となり、政治家となって郷土の偉人の顕彰を行い、昭和44年に開催された全国都市教育長協議会において「郷土の先哲を偲ぶ」という演題で元田永孚先生について講演なされました。
今の熊本に元田永孚先生について講演できる政治家は一人もいないのでないかと思いますが、55年前には元田永孚先生について講演する市長がいたことを知ってほしい、そしてあなた方にもいつかそうなってほしいという願いを込めて話を致しました。
他国や他県に学ばなくても郷土の偉人に学べば解決することは多くあるはずです。
今年参列してくださった若手議員は皆弊会に入会なされたので、郷土の偉人を顕彰することの意義を知り、学び、実践することで今まで以上に地域に貢献してもらえればと思います。
また、今回は若手議員よりももっと若い、女子高生の山中奏海さんが元田永孚先生の漢詩「中庸」を吟詠奉納してくれました。
吟詠を通して元田永孚先生の想いを若い世代が伝え継いでいく、それはとても美しく素晴らしいことです。
今後も東野祭・梧陰祭では若い世代に漢詩の吟詠奉納を続けていきたいと思います。
神事終了後には熊本教育振興会の方々から元田永孚先生地碑の再建立についての話がありました。
元田永孚先生誕生地碑は桜町の再開発に伴い撤去され、現在は産交バスの車庫に横に倒して保存されています。
この誕生地碑は皇紀2600年記念に当時の熊本校長会が建立したもので、その意志を受け継ぐ熊本教育振興会が再建立したいと現在動き出されています。
95歳の梅木節男名誉会長をはじめ、教職を退職された方々が運営する熊本教育振興会の方々が現役を退いてもなお教育者として郷土の偉人を偲び、顕彰する姿は実に尊く、弊会もそのお手伝いができればと思っております。
幅広い世代にご参列いただき、今年の東野祭はとても良い顕彰祭となりました。
ご参列いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。
肥後の偉人顕彰会 会長 永田 誠






